世界情勢
米国株は金曜反発。それでも週間安――来週はAI相場の「答え合わせ」へ

MARKET EYE|米国
2026年8月22日
2026年8月22日
米国株は金曜反発。それでも週間では下落――来週はAI相場の「答え合わせ」へ
8月21日の米国株は主要指数が反発して終了しました。しかし週間ではS&P500とNASDAQが3週連続上昇を止め、ダウも2週連続安となりました。
株価を揺らしている中心は、企業業績そのものより米国債利回りと原油価格です。金利が上がれば高PER株の評価が圧迫され、原油が上がればインフレ再燃への警戒が強まります。
それでも企業業績は強い
Reuters/LSEGによると、これまで決算を発表したS&P500企業の約85%が市場予想を上回っています。米国株が全面的に弱いというより、強い利益と高い金利が綱引きしている状態です。
8月26日、NVIDIA決算
来週最大の企業イベントがNVIDIAの決算です。AIインフラへの巨額投資が実際の売上・利益へ変わり続けているかが問われます。
8月27〜29日、ジャクソンホール
その直後にはジャクソンホール会議。FRBの政策方針が金利を動かせば、NASDAQ・半導体だけでなく世界株へ波及します。
MARKET EYE|来週の核心
NVIDIAがAI需要の強さを証明しても、長期金利がさらに上昇すれば株価は素直に上がらない可能性があります。 「好決算」と「金利低下」が同時に起きるかが最も強い組み合わせです。
来週は、NVIDIA → 米10年・30年債 → ジャクソンホール → NASDAQの順で確認します。
参考:Reuters(2026年8月21日)。本記事は情報提供・市場分析を目的とし、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。
