為替
ドル円158円台へ。160円突破より先に「ドルそのもの」が売られ始めた

MARKET EYE|為替
2026年8月22日
2026年8月22日
ドル円は158円台へ。160円突破より先に「ドルそのもの」が売られ始めた
8月21日の海外市場でドル円は158.79円付近まで低下。これまで159〜160円が意識されてきましたが、今回は円だけでなくドル自体に売り圧力がかかっている点が重要です。
ドル安の材料は米国債の買い戻し拡大
米財務省が国債の買い戻し規模を拡大する方針を示したことで、米国の財政・国債市場への注目が一段と高まりました。ドル指数も週間で下落し、ユーロに対しては約3カ月ぶりの安値圏まで売られています。
「米金利が高い=必ずドル高」という単純な構図ではなくなり、金利、財政、国債需給、政策への信認をまとめて見る必要があります。
それでも円が一気に買われるとは限らない
日本側にも原油高という円安材料があります。日本はエネルギー輸入への依存度が高く、原油価格の上昇は輸入代金を通じてドル需要を生みやすいためです。
MARKET EYE|重要レンジ
158円を割るか、再び160円へ戻るか。 今はこの2円のレンジが次の方向を測るゾーンです。158円割れならキャリー取引の巻き戻しを意識し、160円接近なら介入警戒が再び強まります。
来週見る順番
- 米長期金利
- ドル指数
- 原油価格
- ジャクソンホールでのFRB発言
ドル円だけを単独で見るのではなく、米国債・ドル・原油をセットで見る局面です。
参考:Reuters(2026年8月21日)。本記事は情報提供・市場分析を目的とし、為替取引を推奨するものではありません。
